「お米ソナタ」
すでに「今年の漢字」は「米」らしい。 白米と米国。苦笑。 米国はおいといて。 お米かあ。 そんなにたくさんは食べないし、買うのは玄米だから品切れはあまりなかったかな。 2キロくらいの玄米は今でも普通のスーパーの端っこに並んでる。 値段は…気にしてなかったけどやっぱり高くなってたのね。 20年くらい前か…コシヒカリとかの玄米は、1キロ800円くらいだったか… てことはあら今では5〜6倍になっているということか! 必要だし少量なので値段は気にしていなかったけど…。 つい最近まで「日本人の米離れ」なんてニュースだってやってたのにね。 パンの方が人気!簡単!って。 なんか突然「米不足!」になってたような印象だ。 2年くらい前は、知り合いが「いただいたお米だけどあまり食べないから…」って30キロ(!!)を私にくれたっけな。 知り合いにちょっとづつとか、無料(!!)で分けてたのに。 それでも全然殺到するコトもなく。 さほど感謝もされず… 「お願い、もらって!」で、ようやく全部はけた時はホッとしたもんだ。 わはは、ついこの間のコトだったのに。 さすがに昨年はお米来なかった。 あら残念。 買う時は玄米で、そのまま玄米炊いたり、白米炊く時は3合くらいを家庭用精米機で直前に研いでた。 そんなにたくさん消費しないから、白米で5キロとか買ってもよく虫をわかしちゃったりしたからね。 コクゾウムシ。やーね。 玄米も白米も半々くらい、どちらも美味しく食べてる。 昔はお米の価格は国が決めてたんだよね。 お米は「標準価格米」がすべてで、年に1度NHKのニュースで「今年の米の価格は…」ってやってた。 子どもの頃だから値段は覚えていない…。 少しづつ「コシヒカリ」とか「ササニシキ」とかのブランド米が出てきて、「自主流通米」って呼ばれて、お寿司屋さんとかお金持ちとかが買っていたんだろうか。 あまり自炊はしてなかったし、ダイエットとか気にしてたからね。 あまりお米に興味もなく…。 正直白米はあまりおいしくはなかったような記憶。 実際80年代頃は今ほどお米は美味しくなかったよ。 吉野家とか外食チェーンでも。 コンビニのおにぎりもあまり… だって塩水で炊いてたりしたんだよ。 あのパリパリの海苔とも相性はよくなかったし、なんて貧しい食べ物だ、って思ってたよ… あれを食べるくらいなら焼きそばパンの方がましだ、って。 炊きたて、はともかく、電子レンジとかない時代で温める直すのは「蒸し器」でね。 蓋の湯気が落ちてびしょびしょになるのがいやだった…。 保温器はあったけど少しいやなにおいが付いたし。 あ、でも高校のスキー教室で(多分福島あたり?)で食べた白米は美味しかったなあ。 長野や、新潟の温泉宿とかで出されるご飯もとても美味しかった…。 多分農家さんで「売るお米」と自分たちのお米、は別だったのかもね。 親戚とか知り合いにあげたり売ったりするお米は…。 知人とか、「お米は親戚が送ってくれるの」とか「実家の方で…」とかよく耳にしたもの。 お金持ちでなくても、お米だけはこだわる…。 ちょっとうらやましかったかな。笑。 欲しいなあ、地方の知り合い!笑。 それが今では。 いつからお米、普通にこんなに美味しくなったんだろうね。 外食産業でもごはんのレベル高いもんね。 やよい件とか。笑。 (そんなには外食しないけど、たまに食べると「へえ!」って) 「標準価格米」はどうなっちゃったんだろう? 今でもたまにコンビニのおにぎり買う。 具は、たいてい「日高昆布」ですね。 本当はしっとり海苔の方が好きですが。 でも自分で作るおにぎりもイケル…。 やっぱりお米、美味しくなってるんだな。 農家も消費者も、うまくいくように願っています。 本当に。
PS. なんとなく「美味しんぼ」あたりからだったりして。 「まったり」とか「お米が立ってる!」とか「うまみ」とかボキャブラリーが 普通に出回るようになったのよね。 いちいちうるさいのよね…笑。 海原雄山のせいかな。笑。 10万近くする高級炊飯器より1万円しない圧力鍋の方が美味しく炊ける。 新潟の「パール金属」の圧力鍋、いいですよ! おすすめ。
夏子
「アゲハラッシュ!」
今年も始まっているアゲハ飼育、総計35匹! 順調に完全変態を繰り返し、24個のサナギの並ぶさまは圧巻だ!笑。
すでに3匹が羽化して飛び立って行った… 雨だったり夜だったりしたので青空高く…はまだだけど。 後は小さい青虫1匹と黒イモ4匹を残すのみ…。 赤ちゃんの時に死んじゃった黒チビ2匹、前サナギになる時にうまくいかなかった青虫1匹は残念だった。 だいたい2割くらいは蝶になれないけど…。 でも蛹化の際に糸が切れたコは1匹もいなかった。 優秀だ…。 一度だけ、私が容器を落としたショックで足場が外れちゃったコがいて(ごめん!!)、あわてて段ボールのコーンを作って収容したけど無事蝶になれた。 夜、夜、明け方、の羽化だったので出てくる瞬間は目撃できなかったけどきっとこの後2,3回は目撃できるだろう… だいたいいつもそんな感じだし。 (本当に運がよくなきゃ見れないのよ) 「定点カメラ仕掛けておいたら?」って友人が言うけどそれは違うかな。 やはり肉眼で、ライブで見なくちゃね。 運よく見られた時の喜びたるや。 何回見ても新鮮に感激する… もうドラマや漫画とか見て感動することはほとんど無くなっちゃったので(…)、貴重なんですよね。 まるで小学生のような初々しい喜び…。 作りもんじゃないガチのリアル、真の感動は今やアゲハかM1くらいだろう…笑。 死んじゃった青虫のコは可哀そうだった…。 蛹化の儀式の「下痢便」がうまく出せず、ケースの底で苦しそうに転がっていて。 とりあえずサナギ用の箱に入れたけど、何度も壁によじ登り、前蛹のポジションを取るも、サナギにはなれなかった…。 翌日、箱を見たら箱の底に転がっていて…。 お尻のあたりが黒く変色していて、ああ、やっぱり病気なんだな、だめなんだな、と。 まだ少し動いていたけど、土に埋めた。 屋上のハッサクの根元… 生まれた場所にせめて…。 土の上に置いてアリに持って行かれるのは忍びないので土中に。 土をかけ、「土に帰るんだよ。今度生まれてくる時はちゃんと蝶になれるといいね、バイバイ」と声をかけて。 まあ、土中でもアリは来るだろうけど…。 アリは「埋葬」してくれるんだけどね。 食物連鎖の一環… それで正しいのだ、と思う。 都会のこんな屋上でも自然の法則は厳しく、でも正確ですがすがしい。 それに比べて人間社会はどうだ。 世界中で理不尽が…。 悲しいけどさわやかだ。 清らかというか。 相変わらず青虫、手で触れないんだけどね。笑。 残りは5匹。 昨年お餌の葉っぱが足りなくてネットで注文(!)したりして大変だった。 で、いくつか柑橘を増やしたので今年はまだまだきれいで柔らかい若葉がたくさんある。 余裕であと5匹は飼育できるだろう。ほっ。 ちなみに屋上に「ツマグロヒョウモン」の幼虫も1匹だけいた。 こいつはヴィオラの花しか食べないのになぜ柑橘に…。 飼育してみようかとも思ったんだけどモロに「毛虫」なのでやめておいた。 やっぱり毛虫はねえ…。 屋上ではなく、1階にヴィオラのプランターがあって、少し前にツマグロヒョウモンが飛んでいたっけな。 追い払ったんだけど、ちょろちょろ花に停まっていた。 ツマグロヒョウモンもきれいな蝶で、生息してほしい気持ちもあるけどね。 よそでお願いします。苦笑。 今のところクロアゲハは来ていない。 もちろんアゲハもうれしいんだけど、もう一度会いたいなあ。 本当に黒い宝石のように綺麗な蝶なんだよ。 こんな都会に…。
これから羽化ラッシュ。 飛び立って行く蝶が1週間くらいの間にまた卵を産んでいくから、まだ2サイクルくらいあるだろう。 葉っぱが足りるといいなあ。ドキドキ。苦笑。 待ってるよ!
PS. つくづく、青虫の動きがのろくてよかった。 もしゴキみたいに素早く動いたら… 絶対飼育はしてないね…ギャッ。 (蛹化の徘徊の時は割とよく動くけど)