「お母さんあるある」
先日、知人の女性と母についてのあるある話をおしゃべり。 ケガとかして、お母さんに言うとなんでお母さんは一番に「怒る!」んだろうね。 あるある。 包丁とかはさみとかでうっかり手とか切って、血がバァーって出てるのにお母さんの第一声は 「なんでそんなコトしたの!このバカ!」 もちろん子供を心配するあまり、怒りとなって…というのは今なら理解できるんですが、なんでとりあえず怒るんだろ?ものすごい形相で。 「だからそのうちケガとかしても母親に言わなくなっちゃった。 どうせ怒るんだから。」って。 あるある。 知人は 「去年の年末も帰省して、うっかりカミソリで手切っちゃって。 かなり深かったんだけど面倒くさいので手で押さえて包帯とか巻いて ごまかしたわけ。 年末だし。 で、うっかりお酒飲んだら血流がよくなっちゃって大晦日に布団血だらけに して…。 で、母親に…。 結局縫うほどのケガだったのに…」 なんで母親はまず怒るんだ? 「なんでそんなコトしたの!」って言われても子供だし、もうしちゃったのにそう言われたってどうしろと… 時が戻るわけもなく。 こっちだってしたくてしたわけじゃないのに…。 母親とは子を思うあまりそうなるのだ… 愛ゆえになのだ…、 と理解をするも。 娘二人をもつ別の友人が言うには、 「うちのバカ娘ときたらさあ。 やるなよ!っていったのになんでやるんだよ?! あったまきちゃうよ、あの娘は!」 おい! ただ頭きただけじゃないか! 「愛ゆえに?まさか。あいつら結局バカなだけだよ」 ……。 また、昭和の小中学校では体罰は普通にあってね。 生徒に堂々と(?)手を挙げる先公…いや先生が普通に居たわけ。 ある時テレビのニュースか何かでインタビュアーが 「生徒に手を挙げる時、ってどんな時ですか?」って聞いたら 「うーん、正直こっちの腹の虫のいどころが悪かった時とかですねえ」 だとさ。 おい!! 教育や家庭で時に単純にヒステリーとか大人のストレス発散とかで怒りを幼き者にぶつけていたんだな。 私は小学生低学年からなぜだか「ヒステリー」って言葉を覚えたもんだよ。 だいたい「お母さんのヒステリー」でね。 まあ確かにガキども相手に毎日毎日… ではストレスもたまろうというものでしょうな。 それも理解できますけどね、頭ではね。 で、知人とあの時お母さんに何て言ってほしかったかな?と考察…。 私はそうだな、とりあえず「大丈夫」って言ってほしかったかな。 ケガして不安なんだから、まず大したケガじゃないんだよ、と言ってから適切な治療をしてほしかったかなあ、と。 うん。 大丈夫、って言ってほしかった。 母にそう言われるコトもケガを報告するコトももう永遠にありませんが。 ま、子供はおりませんので、でももし目の前で誰かがケガをしたら 「大丈夫!」って言おうと思います。 ケガした時はまず、流水で清潔にする、ですね。 心得てます。 大丈夫でなさそうなら、息してなかったり頭ぱっくり割れてたりしたら、躊躇なく救急車を呼びましょう。 (呼んだコトあります、何回か) 何ならAEDもできますので。 (以前に講習に参加したことある) 大丈夫、大丈夫… お守りみたいな言葉ですね。 冷静に… まずは落ち着きたいものです。 自分も周囲も。
PS. そんでね、子供の時カミソリとかで切った時はとっさに押さえると、 傷がくっつく、というのも覚えたんだな。 なかったことにできたんだ。苦笑。
夏子